皓星社(こうせいしゃ)図書出版とデータベース

望郷の小津安二郎

小津はまだ語り尽くされていない!

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キネマ旬報 2018年4月号

演劇映像 2018年59号

読売新聞 2018年9月17日

三度にわたる東京喪失体験が、 人間・小津とその仕事にどのような影響を与えたのか。
些細な日常を創造的に脚色し、 映像化する冷徹な観察者・小津の実像を明らかにする。

著者・編者 登重樹(著)
発売日 2017年8月20日
ページ数 256 ページ
価格 2,400円(+税)
版型 四六判上製
装幀・造本 小林義郎
ISBN 9784774406381

登 重樹 (のぼり・しげき)
役所勤めのかたわら映画史を研究。2013年、早期退職し早稲田大学大学院文学研究科に入学。2015年、同修士課程修了。

目次

はじめに

 

I部 小津安二郎の若き日々

第1章 少年/深川/病気の子ども/転校生/一家離散の原風景/鉄道の記憶

第2章 青年/寄宿舎生活/カメラとの出会い/落第はしたけれど/代用教員

第3章 東京/田舎者/監督修行/蒲田ナンセンス/望郷

第4章 父親/浮草物語/父ありき/清貧の志

第5章 関西人/山中貞雄と関西映画人/淑女は何を忘れたか/関西巡礼/関西弁

 

II部 小津安二郎の戦争と戦後

第6章 兵士/一年志願兵/応召/戦場/再会/帰還

第7章 シンガポール/遥かなり父母の国/映画三昧/抑留所

第8章 戦後/月は上りぬ/東京喪失

第9章 志賀文学/「時任」安二郎/志賀文学の影響/いただきの名人

第10章 死者たち/真夏の死/記念写真

終章

 

参考文献

推薦の言葉――小松 弘