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黒旗水滸伝 大正地獄篇 上巻

革命家、テロリスト、美女、妖女、大陸浪人、快人・怪人らが織り成す大正アナーキズムの世界を描いた傑作

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関東大震災から100年!

時は大正、舞台は関東大震災前後の東京。役者は無政府主義者・大杉 栄、神出鬼没の和田久太郎、浅草十二階下を彷徨う美的浮浪者・辻潤、関東大震災の死屍累々……。
大杉殺し、真犯人は甘粕正彦か?
ステッキ銃を手に大逆を企てる難波大助。
黒旗の下に集いし美女・豪傑・怪人・革命家、窮民の街に次々と役者は揃って、熾き火はチロチロ赤い舌を這わす。

1975年から、『現代の眼』誌上に連載された幻の傑作、待望の復刊!

著者 竹中労(著) かわぐちかいじ(画)
発売日 2023年8月24日
ページ数 608 ページ
定価 3000円(+税)
判型 A5判上製
ISBN 978-4-7744-0797-5

目次

梁山泊宣言/プロロオグ
Ⅰ――蒼白き巣窟
Ⅱ――娼妓解放戦争
Ⅲ――幽霊、西へ行く
Ⅳ――狂乱と覚醒のそのとき
Ⅴ――ああ、革命は近づけり
Ⅵ――ニッポン脱出行

『黒旗水滸伝』のころ――かわぐちかいじインタビュー(解説・栗原幸夫)

竹中 労  (タケナカ ロウ)  (著)

1930年、東京生まれ。東京外大露文科除籍後、肉体知的労働の底辺を転々、自由なもの書きとして舞台・映像・音盤とさまざまな分野に表現を試みる。著書、『琉球共和国』『水滸伝/窮民革命のための序説』『無頼と荊冠』『逆桃源行』朝日文庫『美空ひばり』ちくま文庫『断影大杉栄』『ルポライター事始』など多数。1991年死去。

かわぐち かいじ  (カワグチ カイジ)  (画)

1948年、広島県尾道市生まれ。本名は川口開治。明治大学で漫画研究会に在籍、在学中の1968年「ヤングコミック」掲載の「夜が明けたら」で漫画家デビュー。卒業後は本格的に劇画作品を執筆、竹中労とのコンビでは本作のほか、「博徒ブーゲンビリア」などを描く。「ハード&ルーズ」で人気を得、87年「アクター」、90年「沈黙の艦隊」、2002年「ジパング」で講談社漫画賞を3回受賞、2006年には「太陽の黙示録」で小学館漫画賞と文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受けるなど、五十年余にわたって第一線で活躍する。他の代表作に「イーグル」「僕はビートルズ」「空母いぶき」など。