Webコラム「 大検索時代のレファレンス・チップス 」一覧
- 第10回 風俗本(エロ本)を調べるには――国会図書館の蔵書を中心に
- 公開
小林昌樹(図書館情報学研究者) はじめに ■ココロに残るレファレンス――『さぶ』や『アドン』の欠号は? 公務員としてだけでなく、専門職種としての守秘義務は尊いのであまり具体的に書けないのだが、ある時、「『さぶ』とか『アド […]…続きを読む
- 第9回 『ずるい検索』? いやいや、まっとうな――『調べる技術』関連書を紹介する
- 公開
小林昌樹(図書館情報学研究者) ■「この商品に関連する商品」に読むべき本は全部あるか? Amazonなどで本をクリックすると「よく一緒に購入されている商品」といったものが表示される。拙著『調べる技術』をクリックすると【図 […]…続きを読む
- 第8回 言葉の来歴(語誌)を調べる方法――附・用例検索の方法、長期トレンド検索法
- 公開
小林昌樹(図書館情報学研究者) ■たとえば「図書」 Book、書籍、書物、本と同義語とされる「図書」という言葉がある。これは図書館学の専門語でもあるが、もちろん一般語でもある。 ネット上で専門用語集もただで引ける辞書デー […]…続きを読む
- 第7回 推し活!――アイドルを調べる
- 公開
小林昌樹(図書館情報学研究者) ■『推しの子』 この前アニメ『推しの子』を見ていたら、作中人物の黒川あかねが、前世代アイドルの人柄について調べるため、国会図書館(NDL)にしか見えない図書館で文献調査をし、プロファイリン […]…続きを読む
- 第6回 洋書はCiNii。それって常識?――出たはずの本を見つける
- 公開
小林昌樹(図書館情報学研究者) ■洋書はCiNii(サイニー)。それって常識? ちょっと前だったか、ツイッターで、洋書をNDLオンラインで探したが無い、とか、それならCiNiiブックスを引けば、などというやり取りを見た。 […]…続きを読む
- 第5回 ネット上で確からしい人物情報を探すワザ 現代人編
- 公開
小林昌樹(図書館情報学研究者) ■はじめに 拙著『調べる技術』第4講「ネット上で確からしい人物情報を拾うワザ」では、人物情報を探す際には三つの類型ごとに探すと効率的なこと、三類型のうち「半有名人」、それも本を書いたことの […]…続きを読む
- 第4回 予算無限大の理想のコレクションから、現役のレファ本を見つけるワザ
- 公開
小林昌樹(図書館情報学研究者) ■大検索時代にはこれ! レファ本フェア開催中 前回予告で思考実験の意味での「壁打ち」用例を探す、としたけれど、答えは分かったものの説明がかなり複雑と判明したので別の機会に譲りたい(答えはダ […]…続きを読む
- 第3回 分類記号(NDC)を使って戦前の未知文献を見つける
- 公開
小林昌樹(図書館情報学研究者) ■前に件名でやりました 前著『調べる技術』第5講で、件名を使って〈見たことも、聞いたこともない本を見つけるワザ〉を紹介した。「NDLオンライン」(国会図書館――NDL――の蔵書データベース […]…続きを読む
- 第2回 デジコレの2022年末リニューアルをチェック! 官報編
- 公開
小林昌樹(図書館情報学研究者) ■デジコレ官報を一般事項で探ってみたが…… 前回、国立国会図書館(NDL)のデジタル・コレクション(デジコレ)で、ファミリー・ヒストリーを探求してみて改めて思ったのは、『官報』1883(明 […]…続きを読む
- 第1回 デジコレの2022年末リニューアルをチェック! ファミリー・ヒストリー編
- 公開
小林昌樹(図書館情報学研究者) ■連載再開に当たって メルマガ連載「在野研究者のレファレンス・チップス」は1年間続いた。それらをまとめ、皓星社さんに初めての単著(以下、拙著)『調べる技術』を出してもらったのは、つい先月の […]…続きを読む