古天文

A5判・上製函入・320頁 定価5,000円+税
1997年8月発行
ISBN4-7744-0020-3 C0021
装丁 三谷靱彦
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小川清彦著作集
古天文  暦日の研究

「古天文学」創始者・小川清彦の主要著作と、斉藤国治(元東京天文台教授)の解説。天文学の方法論を駆使して歴史の謎を解き明かす、知的スリルに満ちた一冊。

目次
 まえがき
 小川清彦略伝
 古天文学について
小川清彦著作集+解説・斉藤国治
1.『太平記』「稲村ヶ崎長干のこと」の話
2. 右京太夫の見た星について
3.新月の見られるための条件と我邦の古記録に見えた2、3の観測
4.「ワレンシュタイン」の1節について
5.『看聞御記』に見えた新月の観測と『三正綜覧』の1誤謬
6.『吾妻鏡』に見えた錯簡の2天文記事
7.「辰星早没夜初長」について
8.哭の同定について
9.支那星座管見
10.谷家天球儀の調査
11.続支那星座管見
12.新月の早見に関するフォザリンガム
13. 去8月31日の新月観測
14.授時暦の消長法と春海いわゆる再消法について
15.ユリウス日の起日について
16.宣明暦行用時代における推算と暦日
17.古暦管見
18.古暦断見(上田博士に応えて)
19. 日本書紀の暦日について
20. 日本書紀の暦日の正体
 あとがき
 索引

・関連リンク

国立天文台
みさと天文台
日本天文学会
天文楽のページ 斉藤先生についての記載もあります。
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