2001.9.4  No30
■■■■■■■■■■■ 皓星社通信 ■■■■■■■■■■■■
隔週刊行(の予定は未定ですが……)
                                    発行所 株式会社 皓星社
                  編集長    川尻 絵馬
                   info@libro-koseisha.co.jp
                         http://www.libro-koseisha.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【おくやみ】

 「植民地教育」をテーマとする唯一の学会「日本植民地教育史研
究会」の代表を務められていた小沢有作先生(東京都立大学名誉教
授)が、8月12日永眠されました。皓星社は『植民地教育史研究
年報』などで大変お世話になりました。謹んでご冥福をお祈りいた
します。

━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 【阿佐ヶ谷歳時記】夏の号            松本 純
● 新刊のご案内

◎編集後記
============================================================
☆ 皓星社通信でもたびたび放送のご案内をしたNHK福岡放送局
さん制作の『ハンセン病・隔離はこうして続けられた』が「地方の
時代賞」映像コンクールで大賞を受賞されました。おめでとうござ
います。今後もよい番組を期待しています。

☆ 皓星社の事務所がある阿佐ヶ谷が、『散歩の達人』7月号に紹
介されています。題して、「夢追い人に優しい呑んべえ村社会」。
もちろん、だいこん屋さんも(デカデカと)紹介されています。皓
星社は紹介されていません(泣)。
 さて、その『散歩の達人』のだいこん屋さん評。「研ぎ澄まされ
たその味は、ハンパでない完成度」、「どれを選んでもハズしがな
い」。どうです、だいこん屋さんで一杯やりたくなったでしょう。
阿佐ヶ谷においでの際には、ぜひのぞいてみてください。ホントに
おいしいですよ。
 今回はだいこん屋さん特集。過ぎゆく夏を惜しんで、風流な蝉の
話題をふたつご紹介します。

だいこん屋さんへの地図……弊社へのご来社案内図になぜかだいこ
ん屋さんが。
http://www.libro-koseisha.co.jp/top07/main07.html

弘済出版社さん発行の『散歩の達人』についてはこちら。
http://www.kousai-s.co.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【阿佐ヶ谷歳時記】蜩(ひぐらし)            松本 純

  昨年の7月末に、群馬県の「吹割りの滝」、栃木県の「竜神の滝」・
「華厳の滝」、茨城県の「袋田の滝」と、北関東の名瀑巡りをした
のですが、何分梅雨明け後の炎天下のことで、どの滝とも水量が不
足気味で、殊に「吹割りの滝」は以前2回見物した時に較べて、全
く迫力に欠けていました。

  というわけで、今年は水量の豊かな梅雨の最中に、吹割りを見よ
うと、物好き4人が6月23日に車で出かけたのですが、今年は生
憎の空梅雨の上に、当日気温が27度にも昇る好天気。滝の水量は
去年より更に少ないという有様で一同がっかり。昨年は時間の都合
で割愛した対岸に渡り、この滝を詠んだ句碑をひやかしながら渓谷
沿いに下ってくると、鬱蒼とした桧の木立の中で、しきりに直昼の
蜩が啼き交しています。(これは山岳地帯ではよくある事で、今年
7月15日に箱根の早雲山の中腹でも同じ情景に出会っています。)

 ところがその啼き声に注意してみると、日本国内で今まで耳にし
た蜩より、音量が小さく、音程は高く、音質はカ音とハ音の中間位
で、ちょうど普通の蜩と河鹿の啼き声の中間のような感じです。日
本内地の蝉は、10属14種に分類されていますが、そのヒグラシ
属の一種かと思われます。以前、栃木県の鬼怒川上流の五十里ダム
附近では、6月の中頃から蜩が啼くと聞いていましたが、或はこれ
と同種の物とも思われます。大まかにいえば、ここと五十里ダムと
は、金精峠を境にして東西に60粁ほど離れた山地にありますが、
それは生物学的なつながりの可能性を否定するほどの距離とも思わ
れません。

 ちなみに阿佐谷附近で蜩を聞くのは、駅近くの相沢さんの森で、
8月中に2,3回程度しかありませんが、大宮八幡まで足をのばす
と、8月中は夕方になると十匹位が毎日鳴き交しています。

 今を去ること25年程以前に、練馬の自宅で蜩を手捕りにしたこ
とがあり、それについての拙稿が残っていますのでその一部を転載
します。


 何事にも道を修むる者は、「赤手を以って業をなす」にその奥儀
をみる。遠くは柳生新影流「無刀取り」、近くに筑後川鯉掴みの達
人「鯉捕マーシャン」の如きである。素手にて捕えた蝉を虫籠に移
し、近くで鳴く「天然物」と競い鳴くのを楽しんだ後に放ってやる
のが「蝉道」の究極とする処である。特に朝夕に得る蜩の玲鳴を以
って秀逸とする。

 昭和五十年八月某日、阿佐谷にて痛飲し、帰宅したのは、はや、
東の空が白みかかる頃であった。勝手口の扉に鍵を差し込んだその
時、裏にある何本かの樹の中から、近くの森で鳴き始めた蜩に合わ
せて一鳴が起った。遠蜩の澄んだ声と違って、「ガ行音」に近い濁
った音色は、こく卑近な枝に鳴く事を示している。泥酔に分別を失
ひ、その初鳴が終った時には、思わず見当の樹の下に走り寄ってい
た。殆ど闇に近い中で、その姿を見つける事は出来ない替りに蜩と
いう蝉は、一鳴き終ると、次鳴に備えて気息を整えるかの如く、
「クークー」と微かな音を出している。耳をそばだててこの声を追
うと、北西の角にあるサクラの幹の中程にその音源がある。下枝は
払われてしまって足がかりが無く、泥酔の肥満体にはかなりきつか
ったが、第二鳴と同時に登り始め、鳴き止むと、再び息をこらして
その微かな音を周を廻り聞き探る。三鳴するや、眼前半尺の幹にか
ろうじてその姿を透し視た。捕りやすい位置まで体を移し、右手の
指先を蜩の腹に右側からほんの少しづつ忍ばせると、初めは左横へ
と逃げてゆく脚も、やがては半信半疑の歩みを、差し入れた指先に
乗せてくる。六脚を移し了ったところで掌を軽く握り、登りよりも
更に慎重に樹を降りて、履物箱の上に転がしてあった娘の虫籠の中
にだましだまし移し了ったのは、初鳴より約10分後であった。そ
れを軒さきの物干竿の端に吊るし鳴き始めるのを待っている間も動
悸と油汗が止らず、樹を降る時体を支えて擦り剥いた右肘の内側は
出血してかなり痛みだした。待つ事暫時、又起った森の斉鳴に合わ
せて籠中の一鳴を得、してやったりと一人悦に入る頃には辺りもか
なり明るくなり、更に数鳴を重ねた後は、快晴の空がすっかり明け
切っていた。ここで虫籠から放してやれば万事筋書き通りなのだが、
活きた蜩など見た事も無い昆虫好きな娘が間もなく起きて来るので、
一目見せてからと思ったのがいけなかった。軒先からはずした虫籠
を、日陰になりそうな庭の茂みの中につっ込んだまま全く忘れ去っ
てしまい、ハッと思い出したのは三日後。愕然として駆けつけてみ
ると、その屍を蟻に喰われもせず、小さい紙風船の様な腹を籠の底
にかへして、哀れカラカラと鳴っていたのである。       
============================================================
【阿佐ヶ谷歳時記】笠森紀行               松本 純

 阿佐谷は一番街のレストランバー「うぶや」のオーナーシェフの
朝美ママは、美人にして和洋の料理に長けた心やさしい才媛です。
 ピカピカの現代っ子なのですが、毎年、極上の紀州南光梅を山ほ
ど仕入れ、店で使う一年分の梅干しを作るように古風な面も持って
います。

  干梅に贅を尽くして嫁がざる   拙

 その彼女がなぜか「夜叉」などという綽名を奉られて、男の客か
ら恐れられているのです。多分、魚釣りや昆虫採集、お祭りや競馬
のこととなると、目の色が変わってしまってそれに入れ込んでしま
う性分のせいだと思われます。昨年の夏、三浦半島へ釣りに行った
時も、落雷しきる暴風雨の突堤に仁王立ちとなって、夕闇せまるま
で竿を振りつづけ、ついに良型のカワハギを一枚揚げたようなこと
もありました。

 そのママと私と他に2名で、7月1日に房総方面へ釣りに出かけ
たのですが、ついでに茂原市附近で啼くという天然記念物の「ヒメ
ハル蝉」を尋ねてみる事になりました。
 事前調査もせずに、道路地図に載っている市外の「ひめはるの里」
という公園に車を乗りつけてはみたものの、それらしい蝉はおろか、
ニーニー蝉すらも啼いておらず、夏の鶯が辺りの林の中で、しきり
に「谷渡り」の声をあげているのみです。公園で働いている人たち
に尋ねても、まったく要領を得ない答えばかりなので、蝉はあきら
めて大東岬へまわり、漁港の岸壁から小鯵のサビキの糸を垂れては
みたものの、35度を超すカンカン照りの下では魚の方もさっぱり
で、早めに切り上げて帰途につきました。
  
 さて数日後、阿佐谷西口のスナック「吐夢」の和子ママが、茂原
市出身なのでこの話をしたところ、ちょうど8日の日曜に里帰りす
るから詳しい様子を調べてくれるとの事で期待していると、さっそ
く月曜に電話があり、茂原駅から12粁位のところにある「笠森観
音」の一帯が、ヒメハル蝉の棲息地である事をつきとめてくれまし
た。ただ、バスの便があるにはあるが、一日数本程度なので、タク
シー(4000円位)を使った方がよいとのことでした。

 翌日10日、思い立ったが吉日とばかり、二日酔の頭をかかえな
がら8時半頃に家を出て、バス、電車を乗りついで茂原駅に着いた
のが11時過ぎです。時計も老眼鏡もメモ帳も持たずに、まったく
の手ぶらで来てしまった事を悔やみながら、駅西口のバス乗り場の
辺りをうろついていると、たまたま到着した牛久駅行きのバスの、
横窓にある行き先標示の中に「笠森」の名を見つけたので、とりあ
えずこれに飛び乗り運転手に尋ねたところ、目指す笠森観音はその
バス停の右手の山の中にあるとの事です。これはまったくの幸運で
した。下山後に判ったのですが、この路線は平日に1日8便、休日
には僅か3便のみなのです。

 30分余りで笠森につき、案内標に従って参道を15分ばかり登
ると、山頂の大岩の上に組まれた櫓の上に観音堂が鎮座しています。
4人連れの老人一行が去った後、人っ子ひとり見当たらないしじま
の中で聞こえるのは、僅かなニーニー蝉と鶯の遠音ばかりです。登
り道の途中にあった掲示板には、「この辺り一帯に棲息する」と書
いてあるのみで、まったく掴み所がありません。

 まさに途方に暮れて観音堂のまわりをうろついていると、仁王門
から東の方へと抜けている尾根道らしきものがあります。ままよと
これを歩き始めたのですが、日差しは当たらず、風も通さぬ鬱蒼と
した木立の下の細道を、蜥蜴や蛙が左右に飛び交い、そのうち蛇で
も出てきそうな雰囲気に、あきらめて引き返しかけたその時、路の
北側の斜面の下から、一陣の風が渡るような音が起ります。次第に
音を高めながら、水の輪のようにこちらの方に拡がってきて、やが
て大量の豆を掻き混ぜているような騒音となります。すると頭上の
茂りのそこかしこからこの騒音に共鳴するように小さな音があがり
出したのですが、ひとつひとつの音を拾うと、明らかに蝉の声なの
です。

 カ行、サ行とその濁音行に、ミ音、ビ音のスパイスを加えたよう
な複雑な味わいの音色です。啼き方はミンミン蝉に似ているのです
が、音量はずっと小さく、音質はくぐもったような濁った音です。
一匹がセミセミセミセミセミセミセミセミーというようなワンシラ
ブルを4,5回繰り返すのですが、恐らくは何千匹という数が一緒
になると、単にザーと聞こえる雑音の集団になってしまうのです。
そして潮の引くように啼き声が減ってゆき、30秒もすると再びも
との静寂な森に戻ってしまいました。次の合唱が起こったのは15
分位たってからですが、状況はまったく同じです。都合3回これを
聞き、先の仁王門の下に無数にある蟻地獄をいくつか掬って、拾っ
たビニール袋に入れ、虫好きな朝美ママへの家包として山を下りま
す。

  蟻地獄松風を聞くばかりなり          高野素十
  助け呼ぶ金切り声や蟻地獄            成瀬桜桃子
    寂滅の一円相に蟻地獄                拙
  
 バス停近くの墓石屋の時計を覗いて、バスの時刻表に当たってみ
ると、何と一番近い便が牛久駅行きで、来るときに乗ったバスの2
時間後に出る次のバスでした。茂原行きは当分ありません。40分
ほどの待ち時間を費やすため辺りをぶらついていると、近くの山間
の2個所で、先の啼き声と同じ合唱を確認しました。やっと来たバ
スは乗客一人も無く、一緒に待って老夫婦との3人のみ。途中一駅
も乗客なく、そのまま牛久駅に到着しました。この道路は「房総横
断道路・国道409号」といい、行き先が木更津方面となっている
ので、牛久駅は内房線の駅だと決めてかかっていたのがとんだ見当
違いで、五井から養老渓谷方面へ行く小湊鉄道のちょうど中ほどの
駅なのでした。ここでも30分近く待たされ、五井から来た折り返
しのディーゼルカーはなんとたったの一輛です。以下あれこれと乗
り継いで阿佐谷に辿りついたころは、すでに5時をまわっていまし
た。

  話はここで終わる筈だったのですが、そういう訳には行かない破
目になってしまったのです。

 実はその夜、「うぶや」へ土産の蟻地獄を持参したのですが、酒
の勢いも加わって、ヒメハル蝉の神秘性を吹きまくったところ、た
ちどころに朝美ママの目の色が変わってしまい、7月16日に、今
度は私とママと彼女の友人の娘2人(7歳と3歳)と車で笠森に向
かったのです。この長女のS子は、小さい頃から「虫めづる姫」な
どといわれるほどの昆虫好きで、出かける時には、虫籠や昆虫図鑑
などを携えています。何年か前に千葉のマザー牧場に遊んだ時、私
が素手で掴まえた赤とんぼ何匹かをS子の虫籠に入れてやったのが
縁で、それ以来私を「ダイコンぢぢぃ」と呼んで懐いているのです。
という訳で、再度笠森山を訪れたのですが、前回に無かった収穫を
いくつか得ました。

 まず、目敏い彼女たちが、暗い木立の中で、ヒメハル蝉の本体を
見つけました。ヒグラシに似ていますが、もっと小型の蝉です。ま
た朽ちた落ち葉の中から、蝉殻を二種類拾い出したのですが、大き
いほうは明らかにヒグラシの物で、小型の方はヒメハル蝉のそれと
判ります。小指の先にも足りないほどで、アブラ蝉の殻の4分の1
位の体積です。また、集団の居る場所が、一週間後でもまったく変
わって居らず、あれ程の数がありながら飛んでいる姿が見えないと
いうことは、羽化した後も、ほとんど移動しないといえるのではな
いでしょうか。
  
 手元にある中尾舜一著『セミの自然誌』によると、「ヒメハル蝉
は、本州、四国、九州に分布し、イチイガシ、ウラジロガシなどの
照葉樹林でよく合唱し、棲んでいるのは局所的で、千葉県茂原市
(八幡山)、新潟県西頸城郡(白山神社)、分布北限の茨城県笠間
市(八幡社)が、それぞれ国指定の天然記念物として保護されてい
る」としています。

 来年の夏には、栃木県館林市にある普済寺の故堀口純一さん(阿
佐谷西口もとバー・ランボーのマスター)の墓参りかたがた、そこ
より東へ60粁ほどの笠間のヒメハル蝉を探るべく心に期して、拙
稿を了えます。
============================================================
■■関連リンク集■■

☆ セミの鳴き声。話題のヒメハル蝉の声も聞けます。
http://www.nat-museum.sanda.hyogo.jp/wave/wav_semi.html

☆ セミの鳴く姿。動画もあり。
http://www.nat-museum.sanda.hyogo.jp/semi/semi.htm

☆ セミのぬけがらの見分け方。
http://www.nhk.or.jp/tatta/1999/bangumi/1gakki/shizen/guide/develop_3.
html

☆ 正式名称は笠森寺。坂東三十三観音霊場のひとつにも数えられ
る、歴史のあるお寺です。松本さんが文中でふれている観音堂は重
要文化財。
http://www.bay-web.com/leisure/leisure_osusume/kasamori/kasamori.shtml
http://www.infochiba.ne.jp/FAINS/spot/0101/1411.html
============================================================
☆ この話題についてのご意見ご感想、情報をぜひ掲示板に!
http://www.libro-koseisha.co.jp/top09/top09.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【皓星社から】

■■新刊のご案内■■

● 『蒐書日誌』1、2
          四六判・上製 1巻 404頁 定価2,800円+税
                                 2巻 300頁 定価2,400円+税

 鶴見大学教授の著者が古書店めぐりの楽しみを日記形式で綴った
もの。書名・人名索引つきで、読書ガイドとしても最適な盛りだく
さんの内容です。日本図書館協会選定図書。
 くわしくはこちらから。
http://www.libro-koseisha.co.jp/top03/rb1139_40.html

● 『朝鮮科学技術史研究―李朝時代の諸問題―』
          A5判・上製・本文418頁 定価4,000円+税

 朝鮮大学校の任正■先生(編集部注… ■には偏=火、旁=赫が入
ります。イム・ジョンヒョク、Im,Jong-Hyok) による、本邦初の朝
鮮科学技術史の研究書です。科学史・朝鮮史研究者必携!
『朝鮮科学技術史』に関するお問い合わせは
info@libro-koseisha.co.jp
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【編集後記】

● 皓星社通信を担当して、はや9カ月。寒くなってきたころ、H
P上でカネフスキー監督の『動くな、死ね、甦れ!』(いいタイト
ルだなあ)の話でご挨拶させていただいたのを思い出します。

 ところで、東京は千石の三百人劇場で「ロシア映画の全貌」が開
催されています。ポチョムキンから新作の『ロシアン・ブラザー』
まで、新旧69本を一挙コーカイ。詳しくは下記アドレスから。『動
くな、死ね、甦れ!』も上映されます。ご興味あるかたはぜひどう
ぞ。

☆ ロシア映画社さんのHP。ロシア映画の人気投票もやっていま
す。『動くな、死ね……』は現在7位。第1位はタルコフスキーの
『惑星ソラリス』です。
http://www.people.or.jp/~russia-eigasha/index.html
============================================================
☆ ご意見、ご感想をお寄せください。投稿もお待ちしています。
                                    ema@libro-koseisha.co.jp
                                    
                                    発行所 株式会社 皓星社
                166-0004東京都杉並区阿佐谷南1-14-5
              TEL03-5306-2088    FAX03-5306-4125
============================================================
皓星社ホームページのご案内

☆ 新刊書店リンク集
コピー、再加工、自由にしてください。
書店さんのHP、アクセスがもうひとつで苦戦していらっしゃる所も
あります。下記を元にどんどん増殖させましょう。
http://www.libro-koseisha.co.jp/top16/top16.html

☆ メールにて書店様向け新刊情報をお送りしております。ご希望
の書店様は、「新刊情報希望」とご入力の上、書店様名、ご担当者
様名をご送信ください。
info@libro-koseisha.co.jp

☆ 雑誌記事と人物情報が探せる無料データベース
弊社から刊行されているレファレンス資料の検索ができます。
もちろん無料。調べものの予備調査にご活用ください!
http://www.libro-koseisha.co.jp/top01/top01.html

大好評のデータベース。国内外のさまざまな研究機関からアクセス
があります。
http://www.libro-koseisha.co.jp/top15/top15.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●ご登録・解除はこちらから↓
http://www.libro-koseisha.co.jp/mail/link01.html(ご登録)
http://www.libro-koseisha.co.jp/mail/link02.html(解除)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
このメールマガジンは転送歓迎です。記事の引用・転載も自由です
が、社外の筆者の著作権は執筆者にあります。著作権者の権利を損
なわないようご配慮ください。
■■■■■■■■■■■■ 皓星社通信 ■■■■■■■■■■■
                            2001.9.4 No30