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日本人物情報目録稿


日本人の人物情報は、単独の伝記、雑誌に掲載された伝記・人物研究論文などについては比較的整備されている。例えば定評ある『日本人物文献目録』は「明治初年から昭和四十一年末までに刊行された図書・逐次刊行物の記事で日本人に関する文献」の目録で、これによって人物文献の調査は格段に容易となった。ところが、同書も「叢伝・列伝類からは原則として採らなかった」という。というのも、この分野に手をつけるとあまりの厖大さに収拾がつかなくなるからである。とはいえ、本当に人物文献の整備をしようとすれば、叢伝・列伝類の調査、復刻、被伝記者索引の作成は避けては通 れない。いつか誰かがしなければならない仕事である。

小社は先に刊行した『明治・大正・昭和前期 雑誌記事索引集成』に続いて、この分野の仕事に着手することをはやくから志し、準備を進めてきたが、その作業は予想以上に困難で、まず「叢伝・列伝」類の目録作成から始めなければならなかった。というのも、それすら特定分野や特定機関の蔵書を対象としたものしかなかったからである。

本資料は企画過程で作成した叢伝類の目録である。これによりこの分野の大きな森を鳥瞰することはできるが、もとより細部にわたっては不十分であることは言を俟たない。現在刊行中の『日本人物情報大系』の編集現場においても、本目録に収録した資料の数倍のリストが作成されている。こうした編集過程で発見された資料をも含め、目録の整備はは本大系完結後にできるであろうが、その完成までの過渡的なものとして本資料をご参考に供する次第である。本資料を「目録稿」と称する所以である。

言うまでもなく本「目録稿」は、社内の編集用として編まれた過渡的なものである。調査不足による誤りや欠落が多々あると思われる。これらに対する厳しいご指摘は当然ながら、願わくば共により完全な「目録」完成を目指して、見落としている資料の存在・所蔵などの情報をお寄せいただきたい。

1999年9月
皓星社『 日本人物情報大系 』編集部


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凡例

「黒」印は復刻されているもの、「白」印は本目録を作成するにあたって参考にした典拠であり、したがって所蔵を確認していないものも多い。

◇小竹園「国それぞれの人物誌」(『典籍之研究』1−1)
☆鈴木淳氏「近世叢伝人名索引」(文部省資料研費によって作成された同索引(未刊)が対象とした文献)
○「人名辞典及類書」(『文苑』)
●日本図書センター『日本人物誌叢書』
◆ゆまに書房『近世文芸者伝記叢書』
■東出版『辞典叢書』
▲大空社『列伝叢書』他

本目録は、主として文部省学術情報センターのWeb-catにより検索したものと、NDLの所蔵目録による。
したがって資料を所蔵していてもWeb-catに未登録のものはここに表れていない。

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地方別(工事中)
 
 

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