皓星社(こうせいしゃ)図書出版とデータベース

青島の近代学校 教員ネットワークの連続と断絶

多様な近代が折り重なる都市・青島の新たな歴史像を示す初の試み

地域史から地域関係史 へ、国家関係史ではなく住民史へ。本書はこれまでの東アジア史を変えようとしている。本書を第一歩として、我々は次の東アジア史に挑みたい。
――同朋大名誉教授・槻木瑞生

大陸全体が学校教育の近代化へ動き出した1920年代。ドイツ、日本、北京政府……3つの統治権力それぞれが、青島に教育の近代化を持ち込んだ。

本書は、東アジアの植民地教育が近代化する過程を解明し、ドイツ・日本対北京政府というナショナルヒストリーに修正を迫る。

著者・編者 山本一生
発売日 2012年7月1日
ページ数 312 ページ
価格 6,500円(+税)
版型 A5版上製
ISBN 9784774404714

山本一生(やまもと・いっせい)

1980年、オーストラリア生まれ。
2003年、早稲田大学第一文学部卒業。2011年、東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。日本学術振興会特別研究員(DC)を経て、現在同PD。

目次

序章

第一部――現地人教育を中心とする青島の近代学校

〈第一章〉ドイツ統治下膠湾租借地における現地人学校
〈第二章〉日本統治時代軍政期膠州湾租借地 における現地人学校
〈第三章〉日本統治時代民政期における現地人学校
〈第四章〉北京政府期膠澳商埠における現地 人学校

第二部――「在外指定学校」としての日本人学校を中心に

〈第五章〉日本統治下膠州湾租借地における 日本人学校の整備
〈第六章〉青島守備軍から青島居留民団へ
〈第七章〉1930年代の青島居留民団と教員人事の関係
〈第八章〉私立青島学院商業学校に通った生徒

終章

あとがき
参考文献一覧
索引