皓星社(こうせいしゃ)図書出版とデータベース

挿絵叢書4横山隆一

「フクちゃん」だけじゃない!横山ワールド、再発見の旅へ!!

挿絵画家が主役のアンソロジーである挿絵叢書の第4弾。 「フクちゃん」だけではない、横山隆一の挿絵ワールドが全開!戦中・戦後初期の漫画界をリードした横山が、活動の初期には多くの雑誌に挿絵を描いていた。本書では、挿絵画家としての横山に注目し、知られざる挿絵作品を発掘。偉大な漫画家の意外な素顔を再発見する旅に、ようこそ!

挿絵叢書は、本書からブックデザインを大幅にリニューアル。これまで並製だった製本を、高級感あふれる仮フランス装に変更。本文の天はアンカットに。カバーには、触れば触るほど味がでるクラフトペーパーを使用。そして見返しには、まるで絵巻物のように挿絵が並ぶ。

著者 末永昭二(編)
発売日 2017年11月24日
ページ数 270 ページ
定価 2,800円(+税)
判型 四六判仮フランス装
装幀・造本 小林義郎
ISBN 9784774406404

目次

序――浜田雄介
〈挿絵ギャラリー〉「生ける死美人」 E・C・ベントリイ/延原健・訳
〈挿絵ギャラリー〉「塙侯爵一家」横溝正史
「豚児廃業」乾信一郎
「キリヌキ宝島」R・L・スティーヴンソン原作
「上海燐寸と三寸虫」長谷川伸
「師父ブラウン」水谷 準
「青色鞏膜」木々高太郎

〈資料・ 横山隆一インタビュー〉

「或る晴れた冬の日に」小松史生子
「横山隆一画伯インタビュー」浜田雄介・小松史生子

〈解説〉「探偵小説の挿絵画家としての横山隆一」末永昭二