皓星社(こうせいしゃ)図書出版とデータベース

シリーズ紙礫14文豪たちのスペイン風邪

100年前のパンデミック作品を読む

文豪たちは、スペイン風邪をどう見、どう書き残したのか。時代と社会を問うアンソロジー「紙礫」第14弾。

編者 解説 紅野謙介・金貴粉
発売日 2021年2月26日
ページ数 200 ページ
定価 2000円(+税)
判型 四六判並製
装幀・造本 藤巻亮一
ISBN 9784774407371

目次

志賀直哉 「流行感冒」「十一月三日午後の事」
菊池寛  「マスク」
佐々木邦 「嚔」(「女婿」より)
谷崎潤一郎「途上」

与謝野晶子「感冒の床から」「死の恐怖」
岸田國士 「風邪一束」
内田百閒 「俸給」

永井荷風 「断腸亭日乗」(抄)

解説
金貴粉「病気と社会―文豪たちの言葉を手がかりに―」
紅野謙介「百年前の隣人たち」