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タイトル浜田先生が動きます。
記事No68
投稿日: 2005/07/20(Wed) 11:25
投稿者不二
ACADEMIC RESOURCE GUIDE というメールマガジンです。



★創刊7周年                       1998-07-11創刊
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        ◆◇◆ ACADEMIC RESOURCE GUIDE ◆◇◆
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         Science, Internet, Computer and ...

      2005-07-17発行   ‡No.219‡   4122部発行

 "Ask not what the net can do for you
                 -ask what you can do for the net."
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 ◇ 目次 ◇
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(略)

◆江戸川乱歩研究国際シンポジウム
立教大学が江戸川乱歩研究国際シンポジウムを公開した(2005-07-08)。これは、立教大学の経営母体である立教学院の創立130周年記念として2004年に開催された「江戸川乱歩 ―1920年代・大衆文化社会の光と影―」の催しを電子化したもの。王成さん(中国・首都師範大学)、関根英二さん(アメリカ・パデュー大学)、セシル・サカイさん(フランス・パリ第7大学)、浜田雄介さん(成蹊大学)の講演やシンポジウムの様子を動画で公開している。
・江戸川乱歩研究国際シンポジウム
 http://www.rikkyo.ne.jp/info/ranpo_sympo/
・立教大学
 http://www.rikkyo.ne.jp/

◆乱歩と江戸文学
立教大学が乱歩と江戸文学を公開した(2005-07-08)。これは同大立教キャンパスに隣接する旧江戸川乱歩邸に残された推理小説作家・江戸川乱歩の旧蔵書について、同大の渡辺憲司さん(文学部日本文学科教員)が動画で解説するもので、旧江戸川乱歩邸の内部の様子も画像で紹介されている。ちなみに、ここで扱われている江戸川乱歩の旧蔵書は、井原西鶴や八文字屋本といわれる浮世草子など、江戸時代の文学作品である。近世の古典作品を素養として持ち、執筆に取り組んだ江戸川乱歩の一端をうかがえるだろう。
ところで、立教大学は旧江戸川乱歩邸を購入したことをきっかけに、江戸川乱歩に関する資料の電子化に力を入れだしたようだ。江戸川乱歩に関するインターネット上の資源には、中相作さんによる「名張人外境」をはじめ、優れたものが数多くある。立教大学には、旧蔵書という資産を生かして、同大ならではの、同大にしかできない資料の電子化と公開に取り組んでほしい。

・乱歩と江戸文学
 http://www.rikkyo.ne.jp/info/ranpo_edo/
・旧江戸川乱歩邸
 http://www.rikkyo.ne.jp/~koho/ranpo/
・江戸川乱歩と大衆の20世紀展
 http://rampo.rikkyo.ac.jp/
・立教大学
 http://www.rikkyo.ne.jp/
・名張人外境
 http://www.e-net.or.jp/user/stako/

タイトル恥ずかしながら
記事No69
投稿日: 2005/07/27(Wed) 01:48
投稿者浜田
不二様
ご教示ありがとうございました。不確かな情報としては聞いていたのですが、HPアドレスを知らず、確認できていませんでした。あのシンポジウムの直前に、皓星社に詰めて『子不語の夢』の最終チェックをしていたのだな、と想い出が甦ります。私の発表はお恥ずかしいものですが、乱歩の近世資料についての報告など興味深いもので、これもまた、新しい研究発表スタイルへの挑戦でしょうね。資料の保存、公開など、学外からの期待にも応えるべく、立教大学には頑張ってほしいものです。