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タイトル落選記念大宴会()
記事No62
投稿日: 2005/06/20(Mon) 21:19
投稿者本多正一
参照先http://r.gnavi.co.jp/g076500/
 『子不語の夢』掲示板をご覧のみなさま

 大変残念なことに『子不語の夢』は第5回本格ミステリ大賞及び、日本推理作家協会賞を落選しました。しかし、そんなことぐらいでこの本の持つ輝きが薄れることは全くありません。
 今もなお進化し続ける書物『子不語の夢』の更なる発展を願ってここに一夜の大宴会を催したいと思います。
 どうぞ皆様、奮ってご参加くださいませ。
(文責・大宴会名誉幹事:石井春生)

期日:6月25日(土) 18:00〜22:30
場所:蔵之助
    東京都豊島区西池袋1-17-6 西口センタービル5階
   (JR池袋駅西口・旧芳林堂書店ビルとなり)
   Tel.03-3982-9781
参加費:¥5,000

 「石井」の名前で予約しております。もし参加されたいと
思う方は、当日直接お店においでくださいませ。
 それでは皆様のご参加をお待ちしております。

タイトル同時落選記念大宴会大報告(その1)
記事No64
投稿日: 2005/07/01(Fri) 01:00
投稿者本多正一
参照先http://r.gnavi.co.jp/g076500/
 去る6月25日、『子不語の夢』本格ミステリ大賞及び日本推理作家協会賞同時落選記念大宴会が盛大に開催されました。ご多忙のなか、ご参集くださいました皆さま、また終身名誉大幹事をお引き受けくださった石井はるなまさま、本当にありがとうございました。
 以下、参加された皆さまの報告記です。当夜の楽しい様子をご想像いただけましたら幸いです。

■2005/06/25 (土) 落選大宴会
 今日も秘書猫をつれて出かける。六時より池袋、「子不語の夢」の落選大宴会に参加。日記で少し旗を振っただけでべつに関係者ではないのですが、なんとなく成り行きで混ぜていただきました。「本ミス大賞は対抗馬が強力につき微妙だが推協賞は鉄板」という下馬評でどちらも獲れなかったのだから、関係者の無念や推して知るビアクリステル(久々に書いてしまった)、落選を惜しむ人々が20名以上も参加する盛況でした。主賓の中相作さんとはいろいろ掛け違っていて本日が初対面。この方も同郷で三重県立上野高校の先輩だったりします。中相作→巽昌章→倉阪鬼一郎→麻耶雄嵩ってどういう偏り方やねん。十時半までの長丁場、小栗虫太郎トリビュートとか久生十蘭とか話題は尽きず。お疲れさまでした。
weird midiに「救いはきっとやってくる」を追加しました。
 ミーコはきょうもおでかけだったにゃ。あつかったのでつかれましたが、おともだちにあそんでもらいました。
http://www4.diary.ne.jp/user/442488/
■夕方に家を出て池袋へ。今日は「『子不語の夢』日本推理作家協会賞落選記念大宴会」があるのだ。実は先週は日下三蔵さんの『天城一の密室犯罪学教程』が本格ミステリ作家大賞の評論部門を受賞したお祝いの会があって、「うわー、2週連続で宴会かあ」と思っていたのだけれど、そちらは家でお留守番をいいつかって参加できなかったので、こちらの落選記念大宴会の方だけの参加となったのである。
 もっとも、僕は『子不語の夢』は読んでおらず、読んでいないどころか手にしたことも見たことすらもなく、参加する資格はまるっきりない。まるっきりないが、幹事の石井さんから「彩古さんとか森下さんとか沢田さんとかもいらっしゃるのでぜひ」と声をかけてもらったもので、それじゃあと重い腰をあげた次第。
 いやはや、濃いメンバーの宴会でありました。知らない顔もたくさんいらしたのだけれど、名前を聞けば「おお、あの人が」という有名な方ばかり。特に名張人外境の中相作さんにお会いできたのは望外の喜びでありました。いや、なにぶんにも話題が狭く、顔見知りもする方なもんで、挨拶だけでそそくさとひっこんじまったから、とてもそのようには見えなかっただろうと思いますけど、でも、そうだったんですよ。
 森下さんとも久しぶりなら、小林文庫オーナーともお久しぶり。末永さんをお見かけするのも、たいそう久しぶりであります。
 新青年研究会の方々から聞いた村上くんの近況にホッとすると同時に爆笑する。ま、無事というのが何よりです。
 「彷書月刊」の方もいらしていて、せっかくの機会だからと最新号の「諸星大二郎特集号」を買わせていただく。思わず「『彷書月刊』の編集部にいると、古本的に役得のようなものはあるのですか?」と聞くと、「毎日、神保町の古本屋の均一棚をチェックできます」とのこと。それじゃあ、松本くんと変わらないじゃないか(笑)
 そうこうするうちに、本多正一さんが色紙の山を引っ張り出してきて、いったい何をするのかと思いきや、記念の寄せ書きなのだという。しかも、全員が1枚ずつ持ち返れるように、人数分の寄せ書きをするのだという。な、なんてことを考えついてしまうんだ! 30人近くいたのだと思うのだけれど、その人数分のサインを全員がしなければいけないというのだ。自分はひらがなだから楽だと思ったけれど、意外とこれが面倒で、サイン会をする作家の皆さんがいかに大変であるか、よ〜く分かった。
 とりあえずこの色紙は芦辺拓さん、倉阪鬼一郎さんのサインが入っているので、貴重品として大事にすることにしましょう。
 終了直前の時間帯になって、僕には理解できないレベルのアイドルとの握手会に行っていた横井司くんも登場。ほんのちょっとだけれど、久しぶりに話もできてよかった。
http://homepage2.nifty.com/GARAKUTA/diary/diary.html
■June 27, 2005 ダブルヘッター2日目
 土曜日、まず昼間は仰天さんのお買い物にお付き合い。大宴会は無理なので、その代わりにというもの。私も欲しい本はたまっているのだけど、大宴会があるので今日は我慢。次にまとめ買いしよう。
仰天さんとは久しぶりだけど、あんまりそういう感じがしない。「最近、めぼしい(古)本見つかった?」「ぜーんぜん」「買うのは新刊ばっかり」。ここ数年いつもこんな会話ばっかりだし。
と思いつつ、たらたら某店の棚を見ていたら、なんと早売りジャンプを発見。意外なところだったので、早売りじゃないかもと不安になって他のお店に確かめに行ってしまう。そしたら、やはり早売りだった。嬉しい〜!だって、氷帝戦が始まっているんだもん。さて最初は誰だろうか。さっそく最寄の喫茶店に駆け込んで、ページを開く前に仰天さんとそれぞれ予想しあう。結果は仰天さんが半分当たり。ううっ、だって最初からあの人が出てくるとは思わなかったもの。
これで一気にアドレナリンが急上昇し、この後も一件そういう用事をこなした後、ハイテンションのまま大宴会へ。このとき、あまりに興奮していたので、西口を東口を間違え、かつ八勝堂の前まで行ってから蔵之助にたどり着けた。幸い、開始時刻の10分前に着いたが、開始時刻になってもあんまり人は来ない。たぶん長めに時間を取ってるのからなんだろうが。それでも会が始まると、やはり幹事は慌しい。会費しか集めてないというのに、なんでだろう?たぶん、忙しいといいつつ、某さんと氷帝戦の話とかをしてたせいかもしれないけど(^_^;)。ところで、この類の話をしていると、邪魔が入る率が高かったのはどうしてだろうか…。というか、乱歩と不木の会だというのに、そういう話は全然しなかったかもしれない。いいのか>自分(^_^;)
他にしたのは本日は欠席したスタッフの某さんの話とかその某さんのテーマソングとか。あとは最近はなんでも略すよねとか。(しかしヒサジュのアゴジュやワタケイはともかくトンツネだとクイズのよう)
夕方6時から10時半までという長時間だったけど、気がつくとあっという間にお開きの時間。皆様、お疲れ様でした。会計のことばかりに気を取られて仕切りが全くできなかった幹事で申し訳ございません。次回は(って次回も幹事なんでしょうか?)もっと進行のほうもがんばります〜。
http://lastwaltz.moe-nifty.com/

タイトル同時落選記念大宴会大報告(その2)
記事No65
投稿日: 2005/07/03(Sun) 03:33
投稿者本多正一
参照先http://www5.ocn.ne.jp/~k594k/page001.html
 石井幹事より「素天堂さんも大宴会の報告を書かれてます」との連絡があり追加させていただきます。素天堂さんは芦辺さんの共感的落選論が印象深かったそうで、また「史上最強の落選作ということで、塔晶夫作『虚無への供物』が、佐賀潜、戸川昌子のダブル受賞に破れた回の江戸川乱歩賞を思い出します」とのコメントをいただきました。

■ さて、ご同行の方々と“蔵之助”の店内へ。付 ちょっと二次会
 入り口に陣取る石井春生さんにまず、会費を支払う。とりあえず奥の席へといったところで、向かいは末永昭二さん、お隣が中相作さん斜め向かいの若い方が本日の主賓の一人本多さん(勿論、後の自己紹介で名前が分かったのですが)。というより周囲の方々すべて主賓ばかり。ポット出の一見には居場所がない。そのうちにプヒプヒさんがきてくれたので、ちょっと避難。買ったばかりの「初版第一刷・黒死館」を見せびらかすと、先ほどから座の中心だった芦辺さん……ウワーッッ「殺人喜劇」の芦辺さんだ。「地底獣国ロストワールドの殺人」の芦辺さんだ。……からお声を戴く。なんと黒死館トリビュートのアイデアをお持ちとか。そんなことなんか考えたこともない軟弱黒死館徘徊者にはもったいないお言葉も。そのうちにいつの間にか、あっち行ったりこっち行ったり。素天堂がサイト立ち上げの際、お世話になった阿部(もぐらもち)さんにご挨拶。あげくには、各所で素天堂の若気のイラスト入り絹太君の同人誌を売りつける始末。絹太君の作品は勿論素敵なものではありますが、それの足を引っ張るようなイラストを気に入ってくださった皆様、お買いあげありがとうございます。

 いつの間にか後の方で歓声が聞こえるので振り向くと。なんと執事の倉阪さんがいない隙に、ミーコ姫がプヒプヒさんの肩に! ウワーッ、美猫と野獣だあー。というような。どこかでは「てにぷり」とか「かかいる」とか日本語らしくない語彙さえ飛び交う。なんだか訳分からなくなった状態に、なりそうになったところで、なんと四時間経過、お開きに。最後にみんなで寄せ書きを二三名全員が全員に書くという、暴挙で酔いも醒めましたが、これは素天堂にとっては宝物であります。お誘いくださった石井さん本当にありがとうございました。

 帰りのエレヴェーター前で中さんから、二次会のお誘いを頂く。なんと芦辺さんおすすめの名前もゆかしい「幻影城」というお店がゴールデン街にあるという。「そりゃ−行かないわけには行きませんから行きます」という、これも日本語変換辞書から抗議がきそうな返事を即答。西口のタクシー乗り場から二台に分乗して何年振りかの新宿。まして、ゴールデン街なんて二〇年振り以上だろう。後続車を待って、不思議に静かな花園神社脇を歩くのも、本当に久しぶりだ。ゴールデン街の成り立ちくらいは一般常識的には知っているのだが、うーん、狭い。とってもきれいなママさんが迎えてくれるし、先客もかわいい女の子二人連れとか思っていたら、なんと、トランスジェンダーさんなのだそうである。そこで珍品ヴィデオの鑑賞会。その内容は口が裂けてもいえません。いやあ、眼福眼福。でまだまだ盛り上がりそうな席を翌日用事があるために失礼させていただいた。素敵なお店でした。
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# 石井春生 『大宴会、お疲れ様でした。どうして黒死館があったのか疑問でしたが、そういうことだったのですね。「幻影城」いいですね。私も行きたかったです。いつか機会がありましたら、K太さんとご一緒したいですね。そのときはよろしくお願いします。』
http://d.hatena.ne.jp/sutendo/20050701