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オンライン人名辞典について

インターネット上には、様々な人物情報があります。まとまった人物辞典、叢伝類に限らず、個人のページには、その人が特愛し丹念に調査した作家やタレントなどの伝記や年譜、市町村のページには出身の先人・偉人の伝記、学校や企業のページには創立・創業者や中興の祖。インターネットは人物情報の宝庫です。 しかし、これらの人物を検索エンジンやリンクをたどって手際よく探し出すのは容易ではありません。

皓星社オンライン人名辞典は、様々なホームページに掲載されている人物情報に「人名」をキーワードに、あたかも人名辞典を引くようにアクセスできることを目指したリンク集です。 こうしたリンク集の必要について、関西医大のHPに「ネットワークリソースの利用と教育用画像データベース構築の試み」として非常に要領よく述べられているので、そのまま引用させていただきます。 http://www3.kmu.ac.jp/~anat1/kmuiws/  


[はじめに]

「インターネットの時代」が到来し、多種・多様な教育・研究・業務遂行に役立つ資源(リソース)がネットワーク上で公開されている。

1) せっかくリソースがあるのだから、これらを活用しないという法はない!
--> ネットワークリソースの有効利用

2) たくさんのリソースがあっても、実際には利用者の要望を満足させるものは少ない-> 利用目的の明確化、要望の整理>要望に適合したリソースの充実
-->データベース化->教育用医学画像データベースの構築の試み

本日は、関西医科大学の学部学生と看護学生を対象とした医学教育のためのリソースの利用と学部学生を対象とした教育用医学画像データベースの構築について述べる。

[ネットワークリソースの利用に関する問題点]

ネットワークリソースは、日々増大の一途・・・
1)「何がどこにあるやら、わけがわからん」状態
2)多数のページやサイトに情報が分散していて情報を探すのに不便
3) 欲しい情報が利用しやすい形で公開されているとは限らない

[利用者(ユーザ)と提供者(サービス側)との関係]

ユーザは、大量の情報の中から自分の欲する情報を自分自身で探して選択しなければならない
リソースの提供側は、情報を探しやすく、利用しやすい形で(データベース化して)提供すべきである
ユーザに対して自分だけで探せというのは酷
第3者がユーザとサービス側の間の橋渡しをして(2次情報の提供)ユーザを援助することが必要

[良い橋渡し役とは?]

ユーザとサービス側との情報の「橋渡し役」
2種類の「橋渡し役」がある
1. 検索エンジンなどの検索 tool
利点: ●広い範囲の情報を網羅する
欠点: ●情報が多すぎるうえ、通常の検索エンジン(YahooとかInfoseek、Gooなど)は、専門情報の検索には能力不足(質問-クエリが有効に使えない)
2.「橋渡し役」のホームページ
利点: ●情報提供者と同等の専門家がホームページを作成し、橋渡し役を勤めることによって、良質で的確な情報にユーザを導くことができる
●専門家の目から見た評価やコメントを加えることができ、ユーザを援助することができる
欠点: ●ユーザが、この「橋渡し役」がどこにあるかを探さなくてはならない

[ネットワークリソース有効利用の問題に対する解決策]

検索エンジンで「橋渡し役」ホームページを探し出し(実は、これも大変)、そこを足がかりに情報リソースにアクセスする
・・・ここで、関西医大各講座・部門(当然、そこは、その分野の専門家の集団)のホームページが「橋渡し役」を勤めれば
・・・関西医大の学生・看護学生は良質で的確な情報を容易に得られる(効率的な学習が望める)

もうひとつ大事なこと
・・・それは「ネットワークのインフラストラクチャ」(今まで述べられて来たこと)
1) 利用者が情報要求とその結果を受け取るための端末を持つ
2) その端末がネットワークに接続されている
3) 要求とその結果が、的確かつ迅速にサービスされる
(回線速度と安定性・・・構築されたネットワークの性能に負う)
ネットワークリソースの有効利用:個人レベルおよび組織レベルでの総合的な取り組みが必要

(以下「教育用画像データベース構築の試み」の部分略)

上記に則していえばこのオンライン人名辞典は、よき第3者として人物情報の「橋渡し役」を目指して作らました。これが本当に「良い」橋渡し役となれるかどうかは、今後にかかっていることになります。

さらに充実させるために、人物情報をもつホームページの登録を歓迎します。

この、リンク集の趣旨に基づいて、トップページではなく、人物情報の当該ページをリンクしてくださるようお願いします(トップページだと、そこから目指す情報にすぐに到達できない)。

(2001年9月1日)