宇野亜喜良 Akira Uno

1934年名古屋生まれ。
少年時代、春陽会の画家・宮脇晴に師事。
名古屋市立工芸高校図案科2年生の時、新聞で制作作品がとりあげられる。
19才でデザイナーの登竜門ともいうべき、日宣美に入選。
21才(1955年)の時上京、1年後カルピス食品工業宣伝部に入社。この年、 日宣美展特選。東京会員となる。
1960年、日本デザインセンター設立とともに入社。
4年後退社、横尾忠則、原維夫とともにスタジオ・イルフィルを設立するが翌年解散。
和田誠、横尾忠則ほか数名と東京イラストレーターズクラブを設立するなど、イラストレーターの地歩を築く。
広告宣伝の分野のみならず、出版、舞台など、多方面で活躍、その独自な耽美的作風で多くのファンを魅了している。