皓星社(こうせいしゃ)図書出版とデータベース

スペイン巡礼 緑の大地を歩く

サンティアゴ・デ・コンポステラまでの34日、780kmをカラー写真や役立ち情報と共に語る。旅の必携書。

スペイン巡礼 緑の大地を歩く 渡辺孝 皓星社

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・ニッポン放送「上柳昌彦 あさぼらけ」 2019年5月9日 5:00~

讀賣新聞 書評 2019年6月16日

・しんぶん赤旗 2019年6月23日

・『NHKラジオ まいにちスペイン語』8月号 2019年7月18日

・交通新聞社『旅の手帖』9月号 2019年8月10日

ピレネーの荘厳な夜明け、眼下にどこまでも続く緑の巡礼路、そして多くの巡礼達との出会い
千年以上の歴史を持つスペイン巡礼。思い立ってこれに挑んだシニア男性の一人旅。
数々の失敗を重ねながらも、心を揺り動かす大自然とその中での数々の出会いとによって彼の心の「滓(おり)」は次第に癒されていく……。

 

巡礼に来たからと言って、悩みが解決される訳ではない。初めのうちは過去の出来事が次々と想起され、それが自分を苦しめる。が、次第にその頻度は落ちてくる。

 

全てのことは「歩く」ということ
その一点に集中されていくからだ

著者 渡辺孝
発売日 2019年4月26日
ページ数 264 ページ
定価 2,000円(+税)
判型 四六判並製
装幀・造本 米村緑
ISBN 9784774406787

目次

【目次抄】
5月18日(金) サン・ジャン・ピエ・ド・ポーからいざ、ピレネー山脈へ
5月23日(水)プエンテ・ラ・レイナからエステージャへ 温かいホスピタリティに感謝
5月30日(水)アタプエルカからブルゴスへ ものを失くして色々考える
6月11日(月)リエゴ・デ・アンブロスからカンポナラヤへ パスポート紛失?
6月16日(土)サリアからポルトマリンへ 若い人達の未来に幸いあれ
6月21日(木)ア・コルーニャへ 大西洋を臨む絶景で暫し心身を癒す

 

コラム「スペイン巡礼とは何か」「スペイン小史とレコンキスタ」「カタルーニャ独立問題」等12項目

 

主要装備品等一覧
主要参考文献等

渡辺孝(わたなべ・たかし)
1950年生まれ。
1974年東京大学教養学部教養学科卒業(国際関係論専攻)。
日本銀行に約25年勤務した後、地方国立大学教授を経て、2001年首都圏の私立大学教授。2009年同大学理事長。2016年理事長退任。その後、コンサルティング会社を設立。赤字覚悟で私立大学経営のサポートに当たっている。
趣味は嘗ては欧州旅行。現在は数年前から始めた尾瀬逍遥とクラシック音楽の合唱。「一日一生」という言葉を大切にしたいと思っている。